2022年11月11日に「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」が公開しました。
ブラックパンサーの続編であり、ブラックパンサー(ティ・チャラ)を演じていたチャドウィック・ボーズマンが大腸がんで亡くなり、映画内もリンクしブラックパンサーが不在となった世界を描く本作。
2018年に公開した前作ブラックパンサーは「黒人ヒーロー」を描き、黒人であることの誇りを多くの方々に届けました。
またガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのミックステープと並ぶMCU音楽作品の傑作「ブラックパンサー・ザ・アルバム」。
ケンドリック・ラマーがプロデュースし、中でもSZAをフィーチャリングした「All The Stars」は、新たな公民権運動(Black Lives Matter)のサウンドトラックと称されるケンドリック・ラマー「To Pimp a Butterfly」1曲目「Wesley’s Theory」の冒頭にサンプリングされている「Every Nigger is a star」の承継ソング(たぶん)となっていて、音楽的意味合いの強い作品にも仕上がっています。
前作の良さは言い出したらキリがないのですが、劇中に登場するワカンダ王国のファーストルックにもビビりました。
アフリカの大自然の中に突如として現れる、超越技術でつくられた巨大王国の造形に心躍り、そしてそこで暮らす民の色鮮やかな服装にもときめきます。
登場するヴィラン「キルモンガー」もとても魅力的です。
当時、娘と2人で映画館で見終わった後、娘が何のきなしにキルモンガーの似顔絵を描いていたのは良い思い出。
前作の話で10行使ってしまったので、ワカンダ・フォーエバーの話はまた明日。