39歳、8月になったら40歳。
おじさんであることを認めつつ、おじさんではないことに抗うという二律背反なステージへようこそ!
日々実感しているのは摂取していた音楽や映画などのカルチャーに関して新陳代謝がなくなりつつあること。
電気グルーヴの石野卓球さんが、結局年をとって聞いているのって中学生や高校生の頃に聞いている音楽だってことを言っていて、なるほど!と思いました。
Apple Musicの最近の履歴を見ると、Hanson、ブラックビスケッツ、Sugar Ray、初期Dragon Ashといった超絶懐古主義のラインナップ。
懐古主義じゃねぇよという言い訳として、ブラックビスケッツ「タイミング」のニュージャックスイング的であり、ナイル・ロジャース的ギターリフがピリッとが効いた名曲などと素人がほざいているが、結局のところそんなことはどうでもいいのです。
田中にとって懐古主義ではなく、特に影響を受けてはいないマンガ「SLAM DUNK」。
昨今、さまざまな作品が30代後半〜40代向けに作られているのではないかと思うくらいリメイクやリブートが増えているのですが、「THE FIRST SLAM DUNK」は現代にアップデートされた作品となっています。
予告を見た時点で、おそらくアトロクリスナーなら、あ、これスパイダーバースじゃん、まじやばい!となったはずです。
コミックスをアニメーションさせる、その快感と映像の驚きを日本人の手で表現された意欲作は、映画館で見る価値ありです。