リアリティをずらす、またはリアリティを別の視点で違う価値に捉える、そして面白がる。
そんなことを論じている、どうも田中です。
これを、今年の抱負にしましょう。
さて、以前、101010 RADIOでbank toの光川さんと「編集者」について話しました。
田中が思うコピーライターと編集者の違いは、アプローチの仕方。
コピーライターはひらめきから辻褄を合わせていくトップダウンで、編集者は事実や情報を積み上げて編集点を探るボトムアップ。
田中コピーライターであるにも関わらず、クリエイター的発想やひらめきが苦手で、20代の時は本当に悩みましたし、苦しかったです。
かたちラボとして独立して、1人でやり方を模索するようになって、いわゆる編集者的なアプローチを自分なりに構築し、ようやく飯が食えるようになった気がします。
bank toの光川さんをはじめ、編集者の方と話が合うのはアプローチや手法が同じだからでしょう。
かつて「どうにか我に力を、我にクリエイティビティを」とすがるように読んだジェームス・W・ヤングの「アイデアのつくり方」という本をビリビリに引き裂いてやりたい気分です。