1月7日は東京・浅草で目覚めました。
前日のスケジュールは、関西から2時間30分かけて、到着したその足でBEAMS JAPANのB GALLERYで開催しているフジサキタクマさんの個展「MOLVERSE -モルバース-」へ。
その後、どこで食べても同じ味を提供している松屋でカルビ丼を食らい、喫茶店で仕事して、新規案件のキックオフをして、浅草のホテルへ行きました。
荷物を置いて、SASI&経営のための創造社の康太さんと、ファッションディレクターの山本さんとご飯。
酒の肴となったのは、「サブカル」について。
参加メンバーはほぼ同い年で、メディアの中心は雑誌であったりラジオであったり、現代のようにサブスクリプションなどは微塵もない時代。
学校のクラスの連中が知らないカルチャーにタッチし、てめぇらとは違うんでぃとのたまっていたら、いつの間にかそんなこととは関係なく、さまざまなカルチャーを掘る地底人になっていました。
今の20代や30代前半の方々から「サブカル」と言う言葉を聞くことは、あまりない気がします。
おそらく今の時代に生きる全世代が「それやって何の意味があるの?」という言葉がブレーキになって、愛すべき妙なものやトンチキなものが生まれにくくなっているかもしれません。
90年代サブカルの柱となった精神性である、根本敬さんの「でも、やるんだよ」がおそらくアンサーであり、それこそサブカルをサブカルたらしめているのだろうと思い、自分の中にある「でも、やるんだよ」の強さと可能性を信じていきたいな、と。