トるにたらない日記

KENDRICK LAMAR

歳ってのは、しっかり取るもんなんだなと感じる瞬間があります。

高校球児との年齢差はぐんぐん離れていき、グラビアアイドルも息子と同い年くらいになった時とか。

チャートアクションを起こしている音楽界のポップスターも全員年下になりました。

そんなスターの1人、その影響力と見た目、貫禄から勝手に人生の先輩と思っていたケンドリック・ラマーがSUMMER SONICのヘッドライナーを飾ります!

アメリカのコンプトン州出身(いわゆるラッパーが生まれる荒れている地域)で、とはいえギャングスタなラップというより、しっかり芯が通ったイズムと卓越された技術でのし上がってきたラッパー。

2015年にリリースした3枚目のアルバム「To Pimp a Butterfly」は、当時、ブラック・ライブス・マター運動の加熱において新たな公民権運動のサウンドトラックとなり、収録されている「Alright」は民衆たちが歌うスローガンとなりました。

また、2017年リリースの4枚目「DAMN」は当時AKBの誰かが何かやった時に発したメッセージとして、DAMNのキャップを被っていたのを覚えています。

ライブパフォーマンスは胸を打つものがあり、通常のライブもそうですが、グラミー賞のショーであったり、特筆すべきは2022年のスーパーボウルのハーフタイムショーでしょう。

ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、エミネム、メアリー・J・ブライジ・50セント、そしてケンドリック・ラマーがリレーする、いわばヒップホップ・アベンジャーズたちのパフォーマンスはそのジャンルに興味がなくても、一度は観ておいた方がいいショーです(You tubeで観れますし)。

なにはともあれ今年のサマソニはケンドリック・ラマーを生で観たい!し、なんだったら別日のブラーも観たいのよ、フゥッフー。

   
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