100年以上前より代々受け継がれてきた佐賀県唐津市の100%オーガニック唐辛子を使用した一味や七味、また加工品を届けています。
101010との出会い
唯一味を主宰する宮崎可奈子さん。とあるイベントで出会い名刺交換したのは3年前のこと。
「一味を作っているんです」。
その一言がとても新鮮で、当たり前だけど、一味を作っている人がいるんだなとちょっとおどろいた。唯一味の拠点がなんと私たちのご近所だということも分かり、つい前のめりに『一味ってあの赤いやつですか??』『なぜ一味をつくってるんですか?』と前のめり。
わたしの質問にも一生懸命ひとつひとつ丁寧に答えてくれて、そして唐辛子のこともきちんと教えてくれた。聞けば聞くほどすぐ味わいたくなる。早速その足で唯一味をめがけて近くの取扱店で購入して、
買ってきた唯一味を、さっそくおうどんで。おいしさが引き立つ挽き方なんだろう。種までごろっと入っている一味。辛い。けど、うまい。こういうときは美味しいよりうまいっていうのが正解。知らんけど。
そして、ドライの柚子胡椒もあるとのこと。
お味噌汁にいれたりパスタにふりかけたり、くー。こんなのほしかった。仕上げにパララと決め手のひと振り。そんなこんなで、わたしは唯一味のファンに。お土産にも大きさも値段もぴったりで私は何かと言えばこれをお持たせに。
唯一味が育てている唐辛子は、100年以上に渡って受け継がれてきた唐辛子で、他では味わえないほんとに唯一のもの。人の手が加わらず、長年変わることのない味を、そして在来種の種を絶やさないよう、ちいさなお子さんがいる中で、佐賀にある畑で育てて収穫し、兵庫県・西宮市で加工して多くのお客様や店舗に届けている。
農薬を使わず、種を蒔き 収穫したら天日干しと、とんでもない労力をかけて丁寧に丁寧に、自然と向き合いながら、天候に左右されたりしながら。丁寧に丁寧に。ほんとうに頭が下がる。
おばあちゃんからもらった大事な種を並々ならぬ努力と残したいというきもちの積み重ねでわたしは食べることができたんだなー。
今回新しい101010というレーベルを作るにあたり、わたしたち夫婦の共通おもたせでもある唯一味さんと新しいおもたせをできないのかなとおねがいしてみました。「ぜひとも!」という二つ返事で決まり、101010と唯一味の新たな取り組みが!
現在開発中の商品
101010と唯一味。10にかけて、10種類の唐辛子/調味料を出そうかと話し合い、可奈子さんに12種類の試作を作ってもらい試食もさせていただき、誰に届けようかと考えている時、行き着いたのは可奈子さんの想い。いろいろな人たちに一味を食べてもらいたい。101010の商品はその入口のひとつになればうれしいなーと。
そこで考えたのが、10歳からの一味はどうだろうかということ。味は少しマイルドで、とっつきやすく、さまざまな料理にかけてもおいしいもので唐辛子の魅力に気づいてもらいたいなと。10歳はもちろん、辛いものが苦手な方、ふだん家庭用の一味を使っている方。そのような方々にとっての商品になればと思い、現在商品を開発しています。