誰しも大切な仕事あると思います。
田中にとっては障がい者福祉関連の仕事。
もともと社会福祉学部臨床心理学科の大学に通っていて、発達障害系の分野のあれやこれを学んでいました。
そこからなぜか新卒でコピーライターになって一時は縁がなくなったのですが、かたちラボという屋号で独立してから再び交わることに。
今は、西宮・夙川にあるえびすや大阪・茨木にあるぽぽんがぽんをはじめ、さまざまな福祉施設や福祉事業所とお仕事をさせていただいています。
かたちラボ初期、障がいを持った方の就労支援事業をお手伝いしていました。
ただその中で現場を知らないと事業ができないと感じ、高槻にある社会福祉法人で週に2回現場に入ることに。
朝はグループホームの世話人、終われば就労支援施設で、夕方からは放課後等デイサービス。
その中で、デザイナーの前田健治さんと取り組んだのが金のエビフライソースプロジェクト。
障がいを持った方にラベルを貼ってもらったり、絵付けをしてもらうのですが、ねじ曲がってもはみ出ててもいい感じになるようなラベルを開発したのですが、今でもたまに自分の方向性を思い出させてくれる仕事となっています。